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八重山地区の公民教科書の採択を巡る問題で、県教育長は12月12日、3教育委員会に対して一本化に向けた指導助言を行う方針を、あらためて示しました。
これは12月12日に開かれた県議会文教厚生委員会で、大城教育長は、竹富町の住民から、竹富町だけ教科書無償配布の対象外とされたことを撤回してほしいとする陳情が届いていると説明。このため大城教育長は3市町の教育委員会に対し、あらためて一本化を図るよう助言する考えを示しました。
委員からは、3市町が再協議を受け入れる状況はあるのかと質問があり、狩俣義務教育課長は、文科省が答申に基づいた指導をするようにと言っていて、指導助言をしているが石垣と与那国が再協議に応じないと答弁。県教委としては文科省から2教委に対し、再協議への参加を促すよう求めていることを明らかにしました。