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年末年始は人、物の往来が激しくなります。関係機関では特別警戒で安全確保を図ります。

沖縄総合事務局は12月10日から安全対策総点検を実施。年末年始にかけて、人の移動や物流の需要が高まるため、輸送機関に安全対策の徹底を呼びかけています。

沖縄都市モノレールでは、年末年始に多い、夜間の飲酒トラブルの対策に取り組みます。12月12日は沖縄総合事務局の、三浦運輸部長が、ホームでの人身事故の防止対策や車内の様子を視察しました。

また那覇市のバス会社でも点検を実施し、職員の説明を受けながら、「交通量が増え、事故の集中する年末年始を、徹底した安全対策で無事故で乗り切ってほしい」と呼びかけました。

一方、中城新港では、中城海上保安部の特別警戒がスタート。広嶋彰部長は、「年末年始は飲酒の機会も増え事故発生の危険性も高まる。的確な安全指導を行って事件・事故の撲滅に務めて欲しい」と海上保安官たちを激励しました。

この後、保安官たちは3隻の巡視艇に乗り込み湾内の商業船や漁船の救命胴衣の着用状況や安全の点検を行うため中城湾沖へ出発しました。

さらに農水省那覇植物防疫事務所は、中央卸売市場で持ち出し禁止植物の点検を行いました。県内では紅いもやエンサイ、みかんの苗木などに病害虫が寄生している恐れがあるため、県外への持ち出しが禁止されています。