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10日、航空自衛隊那覇基地は、11日に予定していたエアー・フェスタ2011でのF-15戦闘機の展示飛行を中止すると発表しました。

F-15戦闘機の展示飛行中止の理由について航空自衛隊那覇基地では、9日に茨城県の百里基地で起きたF-15の部品脱落を受け、安全を確保するため脱落が起きた部分の点検を行うとしています。

脱落したのは垂直尾翼の先端部分で、長さおよそ25センチ、重さおよそ2キロの筒状のアルミ製部品が訓練飛行中に落下しました。

また百里基地では、8日にもF-15が訓練飛行中に模擬ミサイルの前の部分を覆うガラス製の部品を落下させたことが分かっています。

なお那覇基地では、F-15の地上での展示や他の航空機による展示飛行は予定通り実施するということです。