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名護市議会も怒りの抗議決議です。12月8日に開会した名護市議会の12月定例会で、田中聡・前沖縄防衛局長の発言と、その後の一川防衛大臣の発言などに抗議する決議が全会一致で可決されました。

名護市議会の仲村善幸・軍事基地等対策特別委員長ら12人の議員が連名で提出した決議案では、問題の発言をした田中前局長を更迭し、早期の事態収拾を図った政府について「こそくな対応」と厳しく非難しました。

仲村委員長は「政府、官僚の度重なる不適切発言は、沖縄に基地を押し付けるという沖縄軽視と差別意識を露呈したもので、到底許されるものではない」と述べました。

抗議決議ではこのように政府の一連の対応について抗議し、さらに、一川防衛大臣の責任の明確化を求めています。名護市議会は全会一致で可決した決議文を12月9日、沖縄防衛局に持参することにしています。