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県議会の11月定例会の代表質問が1日から始まりました。当然、あの発言も取り上げられました。
代表質問初日、自民党の辻野ヒロ子議員が、更迭された田中聡前沖縄防衛局長の発言について、防衛大臣や総理大臣に強く抗議すべきだと、知事の考えを質しました。
仲井真知事は「政府はこのようなことを引き起こすことがないよう努めるとともに、沖縄県民の信頼回復に全力を挙げて取り組むことは当然であると考えております」と述べ、一川防衛大臣や野田総理大臣に抗議するかどうかについては、明言を避けました。
一方、公務中の軍属であっても、死亡事故などの重要な事案では、アメリカ側の同意を得て日本で裁判を行えるようにする地位協定の運用見直しについても県の受け止め方を尋ねました。
又吉知事公室長は「日米両政府が県民の声に応えたものと理解しており、一定の前進があったものと考えております」と話しました。そして又吉知事公室長は一定の評価を示した一方で、従来通り、地位協定の抜本的な見直しを求める方針に変わりはないと強調しました。