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県内外の経済人が沖縄振興について考える沖縄懇話会が11月21日、那覇市内で開かれ沖縄科学技術大学院大学をテーマに、議論を行いました。

県内外の企業78社が会員になっている沖縄懇話会。22回目となる今回は「沖縄科学技術大学院大学と産業連携を模索する」をテーマに、大学と県、そして企業の代表が意見を述べ合いました。

年間100億円もの沖縄振興予算が投入される沖縄科学技術大学院大学。世界にも誇れる研究機関の設置が沖縄の振興発展につながるものと期待も高まっていますが、一方で企業からは、「大学院大学ができたからといって企業がすぐに工場進出などを考えるとは考えにくい」といった厳しい意見も上がりました。

これに対し、経済専門のジャーナリストからは「企業が求めていることを研究テーマにあげる必要性や、研究機関と企業が同じ地域に集まり、協力し合える仕組みづくりをすることが必要ではないか」といった意見があがっていました。