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被災地で養殖業の再建などに取り組む畠山重篤さんの講演会が10日、那覇市で開かれました。これは、県中小企業家同友会の経営研究集会の中で開催されたもので、震災からの産業復興をテーマに宮城県気仙沼市で牡蠣・ホタテの養殖業を営んでいたという畠山重篤さんが講演しました。
畠山さんの養殖場は津波で流されてしまいますが、森や川と一体になって、再生しつつあるという海の様子に目を向け、養殖業も再建できると力強く話していました。
畠山さんは「森と海と川はひとつのものだと認識していれば、いくら大きな津波が来ても海は壊れることはないということなんです」と話します。
参加者らは、畠山さんの前向きな姿勢に、引き込まれるように聞き入っていました。