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南風原町で登校中の児童が不発弾を発見して学校に持ち込み、その後、自衛隊によって処理されていたことがわかりました。

南風原町によりますと、21日午前8時ごろ、翔南小学校から「小学6年の児童が不発弾を持ってきた」と連絡があり、警察に通報。駆けつけた自衛隊員が回収しました。

児童たちが持ってきた不発弾は、アメリカ製90ミリ砲弾で信管はなく、爆発する危険性は低かったということです。

この学校では前日の20日、6年生を対象に平和学習として不発弾について学んでいて、この児童も出席。児童は取材に対し「不発弾だと思って先生に見せたいと思った。両手で持ってとても重かった。信管がついていないので爆発しないと思った」と話していました。

仲村稔校長は「沖縄は不発弾があって、それを知らないでやっていると、とてつもない事故につながるなと思い、ぞっとした」と話していました。

また町民は「普段歩くところ、見えるところにそんなものが転がっているなんて」と驚いていました。

南風原町では21日のうちに町内の小中学校に対し「不発弾を見つけたら絶対に触らないで大人に連絡するよう指導するように」と注意を呼びかけています。