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県発注のトンネル工事を巡り、県が架空の契約書を作って国から不正受給があったと指摘されていた問題で、県は11月7日、補助金を不正に受けていたことを謝罪しました。

会見で当間清勝土木建築部長は「指摘を受けましたことに対して、県民に深くお詫び申し上げます」と謝罪しました。

これは2010年、那覇市に開通した識名トンネルの工事で、工事を請け負った企業体側と県の間で支払いトラブルが発生。その際、県は本体工事とは別に、あたかも別に工事が発注されたかのような虚偽の契約書を作り、国から4億4793万円の補助金を不正に受給していたと指摘されたものです。

11月7日、会計監査院から不当と指摘された県は、第3者委員会を設け調査する一方で、国土交通省からの指示に従って全額を返還する予定だとしています。今回、会計検査院が指摘した沖縄関連の補助金不正受給件数は、合わせて12件、5億円余りに上ります。