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さて、あなたのおなか。すっきりしていますか?毎日きちんとお通じはありますか?きょうはとくに女性に多い便秘の解消法。食事の種類や運動、そしてユニークな手帳を紹介しますよ。いよいよパーティーシーズン、おなかスッキリでいきましょう!

さてまずはその原因。どうして便秘になってしまうのかをおさらいしましょう。

藤田医師「便秘になる原因は大きく3つくらいありますが、一つは便を運ぶ材料がないということです。いわゆる食物繊維がないということなんです。もう一つは腸内細菌の活動。乳酸菌とかビヒズス菌、善玉菌が少ないということもある。あとは腸の運動の能力ですね。その3つが不足すると便秘になる」

原因がわかったところで一つずつ解決していきましょう。まずは食事の改善。『食物繊維をたっぷり』が基本です。野菜はもちろんのこと、穀類や豆、いも類、果物や海藻も。

そして腸内の善玉菌を増やすのがヨーグルト。ほかの栄養素もたっぷり含まれているので、毎日の習慣にしたい食品です。

弥富管理栄養士「整腸作用のあるヨーグルトと、フルーツには食物繊維もたっぷりとはいっています。便秘改善にはもってこいの料理のひとつになりますので、かならず毎朝、ヨーグルトとフルーツを食べていただきたいと思っています」

次に運動。毎日忙しいのに、運動なんてムリ!…というアナタにぴったりの、手が空いたときにすぐできる腹筋運動をご紹介。

石井教授「オフィスに座った状態で、ちょっと手の空いたときにすぐにできるという運動になると、一番効果が期待されるのは、ヒザを胸に引き寄せるような運動です」

まずは背筋を伸ばし、息を大きく吐きながら、片方のヒザを胸のほうにぐっとひきつけます。そして息を大きく吸いながら戻す。反対側の足も同じように、息を吐きながら胸にひきつけます。これを交互に、合計40回くらい繰り返してください。

この手帳、見たことあります?その名も「ウンココロ手帳」!どんな風に使うんですか?(

藤田医師「このウンココロ手帖は便のカタチがどうだったか、何時に出たか、何回でたかということをポンポンと、面倒くさかったら記しておけばいいんですね。余裕があったら、今日は快適だったかとか、いろいろなことを書いてもらっていいわけです。そうやって、毎日チェックするだけでも健康状態が分かるような工夫がしてあるんですよ」

この手帖の記録期間は半年。毎日チェックして使い終わる頃にはすっかり自分の健康状態を管理する習慣がつくというわけです。

ところで便秘って、お通じの回数がどの程度まで少なくなることを言うのでしょう?少なくても平気、という人もいるみたいですが…。

日比教授「数の目安としては週に2回以下、これが一つの目安になります。あくまで、これは目安であって、別にそれでなければいけないということではないんです。3日に1回便が出て快適にやっていれば、それがぜんぜん不快感がなければ、それは問題ないというふうに考えていいと思います」

週に2回以下が便秘かどうかの目安。でもトイレで気持ちよく過ごせ、体調に問題がなければ気にすることはなさそうです。

まずは食生活を見直し、繊維と整腸作用のある食べ物をとること。それから、手軽で効果的な運動をちょっとでも続けること。気長に、でも毎日取り組むことで、ガンコな便秘ともサヨナラです。さっそく今日から、やってみませんか。

気長にゆっくり続ける、食事など毎日の生活を見直すことがどうやら解決の近道のようです。