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沖縄防衛局は6日、普天間基地を離着陸するヘリコプターの飛行経路に関する調査結果を発表しました。人口が密集する市街地の上空を多数飛んでいることを報告しています。
調査は、普天間基地周辺の住民から、日米両政府が2007年の報告書で確認した飛行経路が守られていないという指摘を受け、2010年1月から2011年3月末までの間、基地周辺で実施されました。
調査結果ではヘリコプターが、本来の経路を大周りして住宅密集地の上空を飛行したことが多数認められ、基地周辺で旋回することが確認されています。しかしヘリの飛行高度や住宅密集地の上空を飛んだ回数などは分析されておらず、調査報告の内容が住民の生活に影響を与えている実態には答えていません。
一方、報告した沖縄防衛局は「アメリカ軍が報告書を守っていないということを示すものではない」としています。