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沖縄の将来を描く振興計画の策定作業が行われています。今の子どもたちが大人になった時の社会をしっかり考えて作ってほしいものです。
10月4日、西原町でそのような未来を担う中学生たちが、自分たちで考えた振興策を県の職員に売り込みました。これは、琉球大学教育学部と付属中学校が、沖縄の将来について生徒たちに主体的に関わってほしいとの狙いで開いたものです。
テーマは「世界に誇れる沖縄づくり」。生徒たちが発表したのはサンゴをテーマにしたアイドルグループを結成し、環境保護の啓発を行うというユニークなものばかり。スポンサーを呼びかけての予算獲得や、政策の必要性を語る場面は実際の政策形成さながらで、県の職員を驚かせていました。
女子生徒は「お母さんたちの世代とかも大切だけど、自分たちが将来沖縄を引っ張っていくから、ちゃんと考えていかないといけないと思いました」と話し、男子生徒は「今から意識して、一つ一つ自分ができることを、丁寧にできればいいかなと思います」と話していました。