元気なお年寄りを紹介するおじいちゃんおばあちゃんの命薬。きょうは81歳の現役パーソナリティ浦崎政克さんです。
「パーソナリティの浦崎です」
那覇市のFMレキオの最高齢パーソナリティ、浦崎政克さん81歳。2年前から土日のお昼2時間の生放送を担当しています。
浦崎さん「今まで見えなかったことがこの年になって見えてくることがたくさんあるんですね」
浦崎さんの優しい語りは聞く人を和ませます。
一緒に番組を進行する西村悦子さん「今の私のライフスタイルも変えなきゃという教訓的なことがいっぱいあって。とても気持ちが和みますね」
浦崎さんの話の種はこのノートから生まれます。
浦崎さん「私多くの人の話を聞くことがすきなんです、いろんな話しをしていると何気ない会話でもハッと思うことがあるんです、そういうときは必ずメモします」
日々の会話や新聞や本の中から心を打った言葉をつづったこちらのノート、いまでは50冊を超えているんだそうです。
普段は、お土産屋の社長も務める浦崎さん。ノートの言葉は毎月1つ、社員たちにも伝えられています。
「喜びの種をまく人生を送りたい」「人間生きるということは考えることができるということだ」「人からもらったやさしさは心に貯金しておく」「人生はいつだってこれから、誰にだって朝はやってくる」
浦崎さん「私が嫌いな言葉が“余生”なんです。人生には余った人生はないと思います。自分で努力して自分の健康は自分で守る、そういう努力も必要だと思うんです」
人生を輝かせるため、日々の努力は惜しみません。日課のウォーキングは毎日7,8キロをこなします。
そんな浦崎さんの命薬は…たっぷり野菜のサラダ。毎日大量の野菜の買出しに行くんだそうです。
浦崎さん「(店の人は)どこかのレストランの親父だと思っていたらしい、自分で食べるもんだと知ってびっくりしてました」
パーソナリティの仕事も健康の秘訣。そして人生の生きがいです。
浦崎さん「自分が生きれるだけ精一杯自分が伝えるべきことがあればそれを伝えること。しゃべりが皆さんに聞き取れるまでやって行こうと思います、努力はします、最大限の」