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アメリカ軍属の男性が、終戦直後の県内の様々なシーンを捉えた貴重な映像資料が県内のNPO法人に寄贈されました。
資料が寄贈されたのはNPO法人・琉米歴史研究会で、終戦直後の1947年から1949年にかけて、軍属として県内を訪れていたアメリカ人のハートフォード・ティユーンさんが撮影したカラースライド約320点や白黒写真240点のほか、カラーの8ミリフィルムなどです。
2005年にティユーンさんの娘から資料を寄贈したいとの連絡があったということで、カラー写真には当時の本島中北部の村や家々の様子のほか、子どもたちの表情などが克明に捉えられています。
また、中には当時としては珍しいカラーフィルムもあって、村の舞台で芸能が演じられる様子や塩田で塩を生産する人々の様子が映っています。
これほどの資料が1度に提供されるのは珍しいということで、琉米歴史研究会では今後、撮影された場所を特定するなど、調査を行っていくことにしています。