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体や心に障害を持つ人々の作品を通して市民の理解を深め、偏見のない社会をめざそうと、那覇市障害者美術展が21日から始まりました。
6回目となる展示会には、那覇市内の養護学校や作業所などに通っている体や心に障害を持つ人たちの作品、およそ270点が会場いっぱいに並んでいます。
特に出品数の多い絵画は、毎日の暮らしや思い出、心に浮かんだ風景を指や手のひらを使ったり、また口に銜えた筆で、鮮やかで自由な世界を描いています。
また、針金やスチロール樹脂などで表現されたオブジェも訪れた人々の目を引いていました。このほか焼き物などの工芸や書道作品も並び、障害に負けず自己表現に取り組む人たちの熱い思いが溢れています。
この美術展は23日まで産業支援センターで開かれています。