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9月13日未明、那覇空港に到着予定の全日空の貨物機が、空港管制官と一時連絡がとれず、離着陸が遅れるというトラブルがありました。原因は2人勤務体制のところ1人しかおらず、その管制官の居眠りだということです。けが人はありませんでした。
離着陸が遅れたのは、全日空8422便のバンコク発那覇行きと、8431便の那覇発上海行きの貨物機です。
全日空によりますと、この2便の機長から「管制官との連絡がとれなくなった」と連絡が入りました。
着陸体制に入っていた8422便は着陸を中止し、無線をレーダー管制所に切り替えて通報。レーダー管制所が空港の管制官を電話で起こして着陸しました。この間、2便の離着陸が10分から15分遅れました。
国土交通省大阪航空局那覇空港事務所の和田泰久次長は「管制官が、ちょっとうとうとしていたということは聞いていますが。全日空に説明してご迷惑をおかけしました、とお詫び申し上げました」と話しました。
国土交通省は勤務にあたっていた管制官から事情を聴取し、詳しい原因を調べています。