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きのう決勝戦が行われた全沖縄高校バスケット選手権大会。高校バスケの集大成、全国高校選抜ウィンターカップの出場権をかけ熱戦が展開されました。
ウィンターカップをめざし女子の決勝に進んだのは、県総体優勝2年生ながらU-18日本代表の川上麻莉亜を擁する2年生主体の白のユニフォーム西原と、スタメン4人を3年生で構成する青の糸満。
試合は序盤、高校総体での雪辱を誓う糸満が3年生の意地を見せます。
4番司令塔の上原はノールックパス。得点につなげると西原の攻撃をカット、速攻につなげます。
得点源の15番仲間のミドルシュートが決まりだし、流れは糸満に傾くかと思われました。
しかし西原は、第2クオーター3年生稲嶺の連続得点などでリズムを取り戻すと、川上麻莉亜のシュートで逆転。
それでも食い下がる糸満。仲間が3ポイントシュートを決め試合はシーソーゲームに…
そして後半、じりじりと点差を広げたのは…西原でした。
活躍したのはもう1人の「川上」
川上麻莉亜とともに北谷中時代全国制覇を果たした、2年生川上美嬉が後半だけで14得点の活躍。2年生のダブル川上の活躍で西原が3年ぶりの優勝です。
川上麻莉亜「(ウィンターカップでは)絶対ベスト8以上にいって沖縄でもここまでこれるんだってことを見せたいです」
一方男子は、県総体優勝、白の興南がその実力を見せ付けます。体格・スピードともに小禄に勝る興南。後半に入っても興南のスピードが衰えることはなく、ダブルスコアで王者の貫禄を見せました。
優勝した男子興南、女子西原は12月に東京で開催される全国高校選抜:ウィンターカップに出場します。