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集団自決の記述を巡る教科書検定問題で、県民大会の実行委員会が12月28日、改めて今後も検定意見の撤回などを求めていくという方針を明らかにしました。集団自決の記述を巡って文科省は、強制があったとする直接的な表現は認めない方針を示しています。

これについて12月28日の実行委員会では、不満が残る内容であり、今後も検定意見の撤回を求めていくとの見解を発表しました。しかし、現在の教科書検定制度の枠組みでは検定意見を撤回するには限界があるとの声もあり、委員の間に微妙に意見の食い違いが見られます。

仲里利信実行委員長は、「自主的に自分たちで検定意見つけてダメだと言った奴が、また自分たちで復活させたと。これを(検定意見が)生きているどうのこうの言うこと自体がナンセンスだと思いますが」と話しました。

委員会では12月28日にまとめた要請書を年明け早々にも政府に提出する予定です。