県内の元気なお年寄りを紹介するおじぃちゃんおばぁちゃんの命薬です。きょうは、作詞が得意なおばあちゃんです。
おじぃおばぁの命薬ー。きょうは読谷村楚辺に住む池原ツルさん、88歳。
ツルさんが気を使っているのは・・・
ツルさん「(Qおしゃれ好きですか?)女のたしなみだものね~若いときからよ、下地はいつもつけてる」
娘の英子さんに、オシャレをチェックしてもらいます。
ツルさん「 口紅上等ついてる?赤い?」英子さん「上等!」
2人のやりとりを不思議そうに眺めているのは・・・先日ペルーから帰ってきたばかりの、ひ孫の太陽君。まだ日本語が少し苦手な太陽君。実はツルさんのある行動に困っていました。
ツルさん「かめーかめーするから嫌われている(笑)昔の人は癖だからね。」
太陽くん「( Qおばあちゃんからいっぱい食べ物もらうの?)うん!KAME KAME KAME KAME(苦笑)」
ツルさん「食べる?」太陽くん(手でばってん)ツルさん「はい、食べなさい!」太陽くん「ケッコウデス(苦笑)」ツルさん「結構ですって(笑)」
そんなツルさんの命薬は~英子さんが作ってくれる、野菜チャンプルー定食。中身汁にサラダやフルーツ、盛りだくさんのメニューです。
ツルさん「(Qおいしいですか?)おいしいです(笑)」
英子さんや太陽君と一緒に食べると、なお美味しくなりますね。
あれ?ツルさん、どうしたんですか?
ツルさん「これがCDに出ているんですよ。私流にいろいろ作ったりしていますよ、琉歌を。」
この歌は、亡くなった夫・真英さんへの思いを表したもの。
ツルさん「やっぱしね、いろいろあるじゃないですか、夫婦暮らしていたら。そしたら許せない時もあるよねー。」
ツルさん「そのときにね、友達といったら許せるけど、夫婦と妻というところで許せないところがあったから。で、それでね、『一番るし小(一番の友)』て言ったら大変いいなって思って。それでね、一番るし小(一番の友)作った。」
ツルさん「こども達を観るとき、幸せであるし、皆赤ちゃん連れてオバー言ってくるときもさ、幸せだねー長生きしてよかったねーって」
ツルさん、これからもたくさんのご家族に囲まれて、いつまでも元気でいてくださいね。