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名護市の島袋市長が9日、県庁に両副知事を訪ね、面談しました。
辺野古の基地建設について、国の環境アセス方法書の不備が指摘され、海上では国側と市民グループの衝突が続いていますが、この基地問題には触れませんでした。
新春のあいさつとして県庁を訪れた島袋名護市長は、体調不良で12月に公務を離れ、年明けの1月4日に復帰した安里副知事の体調を気遣いながら、両副知事と面談。
2008年に南米各国で行われる移民100周年行事などについて意見を交わしましたが、辺野古への基地建設問題については、仲里副知事が「今年はぜひ前進させたいですね」と話しただけで、島袋市長から回答はありませんでした。
辺野古の海では8日にも、国側の作業ダイバーが環境アセスの事前調査のためとして機器の設置を進め、基地建設に反対する市民グループと衝突。市民グループ側のダイバーが、海中で国側のダイバーにタンクのバルブを閉められたと訴え、国側はこれを否定。海上保安庁が双方に事情聴取を行うというトラブルも発生しています。