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2007年12月に豊見城市で発見されたくちばしに釣り糸がからまったままのクロツラヘラサギについて環境省は、ロケットに取り付けた大型のネットで捕獲する方針です。くちばしに釣り糸がからまったクロツラヘラサギは2007年12月、豊見城市の遊水池で発見され、その後、環境省が捕獲作業を行いましたが、捕獲には至らず、現在も釣り糸がからまったままで、餌も満足に食べられない状態が続いています。
このため環境省では日本野鳥の会と山階鳥類研究所の専門家に依頼して大型のネットを火薬式のロケットで飛ばし、クロツラヘラサギを網にかける方法で行うことを決めました。作業はあさって13日から行い、クロツラヘラサギの休んでいる状態を狙って捕獲。順調に進めば、釣り糸の除去と治療をする予定です。
このほか、今回は、人工衛星用の発信機を取り付けたクロツラヘラサギについても、発信機を取り外すためにこの方法で捕獲することにしています。