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欠陥が見つかり飛行を停止しているF-15戦闘機の訓練を1月14日から再開するとアメリカ軍が決めたことに対し、周辺の自治体が11日、嘉手納基地を訪れ抗議しました。

アメリカ軍は2007年11月に本国で起きたF-15の墜落事故を受け、全てのF-15を点検したところ、9機の機体の骨組みにあたる部分に亀裂が見つかり、そのうち2機は嘉手納基地所属でした。

10日、嘉手納基地報道部は2ヵ月の点検作業で39機は安全性が確実になったとして、週明けの14日に飛行を再開すると発表。

嘉手納基地を抱える三連協は、けさ基地を訪れ、「地域住民の不安は全く解消されていない。(F-15は)全面的に飛行を中止してもらいたい」と飛行再開の中止を要請しました。

これに対し、アメリカ軍側は「嘉手納基地では判断できない」として、予定通り飛行を再開すると答えています。