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近年、水難事故が多発しているうるま市の海域で8月1日、水難事故の一つの原因とされる海流の発生状況調査が行われました。

この調査はサンゴ礁で形成された海域で発生する沖合いへの急な海流「リーフカレント」の発生場所を調査し、遊泳者の水難事故防止につなげようと、中城海上保安部が行ったものです。

1日の海流調査は宮城島で行われ、シーマーカーと呼ばれる緑色の着色料を使い、「リーフカレント」の発生場所や流れを特定したほか、GPSを搭載した浮き球で海流の速度を測定しました。

中城海上保安部は今回の調査データを分析し、沖合に流れる急激な海流の発生時間や場所などを記したパンフレットを作成し、遊泳者や地域の学校などにも配布して注意を呼びかけることにしています。