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名護市辺野古での新基地建設に伴う環境影響評価の手続きに対し環境の専門家で構成する審査会は16日、国に方法書の書き直しを求める答申案をまとめました。
この審査会は県条例の対象となる辺野古の滑走路の建設について方法書の不備を数多く指摘した答申を去年12月、仲井真知事に提出しています。その後、環境アセス法の対象となる160ヘクタールの埋め立てについて審議し審査員からは『沖縄防衛局が先週明らかにした計画通り東京ドーム14個分もの海の砂を県内で調達するのは無理』という指摘がありました。
その他にも方法書の問題点を指摘する声が相次ぎ、最終的に方法書の書き直しを前回よりはっきり求める答申案をまとめました。審査会は18日に知事に改めて答申し、知事はその内容を検討して来週月曜日の21日に、「知事意見」として沖縄防衛局へ提出します。