※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。

2011年に入り、ヤンバルクイナとケナガネズミの交通事故が多発していて、環境省がドライバーに注意を呼び掛けています。

環境省によりますと、6月30日までに確認されたヤンバルクイナの交通事故は19件で、過去最多となった2010年とほぼ同じペースになっています。

ヤンバルクイナは7月から8月にかけて繁殖期を迎え、この時期、親鳥が餌を集めようと活発に動くほか、注意力の低いヒナたちが道路に飛び出し事故に遭うケースが多いということです。

また同じく希少生物のケナガネズミの交通事故もすでに14件と、過去最多だった2010年を上回るペースになっています。環境省では希少生物を守るためにも、やんばるをドライブする際は、スピードを落とし、周囲に注意するよう呼びかけています。