※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。
News Photo

製糖シーズンの最盛期を迎えている石垣島では24日早くも今期の初荷式がありました。1月5日から操業を始めている石垣島製糖株式会社ではサトウキビ農家や関係者が出席して今期生産された粗糖の初荷式を開きました。

式では石垣島製糖の大浜社長が「今のところ糖度は12.5度と2007年を下回っているが、最終的には品質も良くなっていくのでは」と期待感を示し乾杯で初出荷を祝いました。当初は8万トンのサトウキビの搬入を見込んでいたものの2007年、2度の大型台風の直撃を受けた影響で2008年の搬入は7万3000トン程度にとどまる見通しです。

式の後、およそ1500トンの粗糖の初荷を載せたトラックは次々と石垣港に向かいさっそく大型のコンテナに運び込まれていました。この船は福岡県北九州市の門司港に向かい精製される予定です。石垣島での製糖作業は2008年3月下旬まで続きます。