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日本の歴史や文化、暮らしを学ぶために1月24日に来日した中国の大学生たちが28日、糸満市のひめゆり平和祈念資料館を訪れ、沖縄戦の歴史を学びました。

沖縄を訪れているのは日ごろから日本語を学んでいる中国の大学生26人で、「日本知識クイズ大会」で優勝し、日本に招待されました。

学生らは27日に沖縄入りし、28日はひめゆり平和祈念資料館を訪れ、学徒生存者から当時の証言を聞きました。

学生らは「事実を忘れずに、今の平和をもっともっと大事にしようということを痛感しました」「日本人の友だちが南京にきたら、その時はいつも資料館に案内しました。そのときは、さっきおばあさんが言ったように、誰かを睨むのではなく、そういう事実を知って欲しいという目的で案内したんです」と感想を述べ、「若い世代として国と国との友好・交流のために力を尽くさなければならないと感じました」と話していました。

学生たちは、首里城などで琉球文化にも触れ、29日に関西へむけ出発します。