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沖縄市が進めている泡瀬干潟埋め立て事業の予定地近くの砂浜で、ウミガメが産卵しているのが確認されました。
泡瀬干潟を守る連絡会によりますと、6月4日、埋め立て予定地近くの砂浜で、ウミガメの卵9個が見つかりました。
現場は埋め立て予定地の北東側にある砂浜ですが、沖合に堤防が設置されたことで潮の流れが速くなり、大量の砂が波にさらわれてしまうという影響も出ています。
泡瀬干潟を守る会の小橋川さんは「泡瀬はこれまで、貴重種や新種、色々なものが発見されましたけれども、ウミガメ、生き物たちにとって非常に重要な場所であることも裏付けられた」と話しています。
ウミガメは7月にも卵からかえる見通しで、泡瀬干潟を守る連絡会では「工事を中止してほしい」と訴えています。