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嘉手納基地への外来機の飛来が相次ぎ、騒音被害が悪化していることを受け、嘉手納町議会は6月15日、抗議決議を全会一致で可決しました。

嘉手納町議会基地対策特別委員会の田仲康栄委員長は「米軍の無神経、理不尽な態度に強く抗議し、訓練の即時中止を求めるものである。これ以上、外来機の無制限な飛来、訓練を断じて容認することはできない」と抗議文を読み上げました。

嘉手納基地には6月6日から山口県岩国基地所属のFA18戦闘機22機が飛来し、連日のように訓練を実施しています。嘉手納町では騒音と排気ガスによる被害が悪化していて、住民の不満が高まっています。

嘉手納町議会は「基地の機能強化と爆音被害の増大につながる状況を容認することはできない」とする抗議決議と意見書を全会一致で可決。菅総理などに郵送することにしています。