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アメリカ軍再編計画のキーマンの一人である国防長官が近く交代します。ゲーツ国防長官に代わり、パネッタCIA長官の就任が確実視されていて、9日に議会上院の公聴会に出席しました。
CIAのパネッタ長官は、国防長官としての承認を得るため、上院軍事委員会の公聴会に臨みました。公聴会でパネッタ長官は、先日沖縄を訪れ、その後、普天間基地と嘉手納基地の統合案を検討すべきだとしたレビン委員長から、現行の辺野古への移設計画について質問を受けました。
レビン委員長の「現行計画は予算的にも厳しいと思うが、再検証するつもりはありますか?」という質問に対し、パネッタ長官は「もちろんです。解決しなければならない問題が多くありますが、委員長や他の議員とともに、最善で、コスト面でも最も効率的な解決策を取りたい」と話しました。
ゲーツ国防長官は5月いっぱいで退任する予定で、後任のパネッタ長官が普天間問題でどのようにかじ取りするかが注目されます。