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2010年、県内で発生した交通事故のおよそ半数は交差点やその付近で起きています。県警が発表した危険な交差点ワースト10。1位は旧伊佐交差点、2位は嘉手納町・道の駅前の交差点となっています。なぜ、この交差点が危ないのか。
危険な交差点ワースト10の発表は交通事故が多発・増加している県内の交差点にあえて順位をつけることで、運転者や歩行者に注意を呼びかけようと、県警が2011年から始めました。
儀間純記者は「こちらがワースト1になった宜野湾市旧伊佐交差点。県道81号線から国道58号線に左折する際、国道側の車両に気を取られ、前方の車両に追突する事故が多発しています」とレポートしました。
この旧伊佐交差点では、2010年151件の交通事故が起きています。2010年発生した人身事故6501件のうち、およそ半数が交差点での事故。交差点では合流するときやブレーキのタイミングの遅れなどで事故が起きています。また嘉手納町の道の駅前の交差点でも合流の際の事故が多発しています。
県警では対策として、どういう交差点が危ないのか、どのような安全確認をすればよいのかなど、交通安全教育の徹底や道路管理者と連携して、道路の改良や滑り止め、ガードレールの設置などを行うとしています。危険な交差点ワースト10は県警のホームページで公開されています。