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宮崎県で去年発生した口蹄疫で、畜産農家が大きな打撃を受けたのは記憶に新しいところです。和牛や在来豚のブランド化に成功した沖縄でも口蹄疫は対岸の火事ではありません。口蹄疫の侵入を防ぐ防疫体制は万全でしょうか。31日に口蹄疫の防疫演習が行われました。

八重瀬町で開かれた口蹄疫防疫実働演習には、県や市町村の職員などが参加しました。防疫演習は口蹄疫が発生したと想定、参加者は白い防護服に身を包み、畜舎や周辺の消毒を体験しました。

参加者は「暑いので長時間は出来ないというのが率直な感想です。いま自分市町村で働いてますが、しっかり市町村に持ち帰って、各農家のことを考えてやっていきたい」と話していました。

また主催の担当者は「もし万が一、口蹄疫ウィルスが進入した場合、対策を今回の関係機関が一丸となって実演をしながら取り組んでいきたい」と述べました。

この口蹄疫演習は6月以降も北部、宮古、八重山地区で行われます。