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松本剛明外務大臣は、アメリカ上院の重鎮とされるダニエル・イノウエ議員と外務省で会談しました。会談後、イノウエ議員は日米安全保障協議委員会、いわゆる2+2を6月21日に開催することを明らかにしました。

イノウエ上院議員は「来月6月21日に『2+2』が開かれ、普天間問題を含め、あらゆることを協議する」と話しました。

イノウエ議員は松本大臣との会談で、普天間基地の代わりの施設について、日米間で合意されている名護市辺野古が最適との意向を示しました。また、この方針は、来日前にクリントン国務長官やゲーツ国防長官との間でも確認してきたということです。

松本外務大臣も28日に沖縄を訪問した際、次回の2+2で日米合意を進める考えを表明していて、普天間基地移設問題は県民の総意とは裏腹に、政府間の手続きが進むことになります。