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こんにちは、ザ・スポーツです。琉球キングス、栄冠まであと一歩及びませんでした。東京有明で開催されたプロバスケットbjリーグのファイナル4。今シーズン最後のキングスバスケをたっぷりごらんください。

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ブースター「きょうは絶対に去年の借りを返します」「勝ちます!行って来ます」

「ゴーゴーキングス、ゴーゴーキングス・・・」

東京・有明に響くキングスコール。キングス色に染まった会場で雪辱のときを迎えました。西地区決勝の相手は、去年この舞台で敗れた大阪エヴェッサ。 

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与那嶺翼選手「去年僕自身もチームとしても何もさせてもらえなかったので」「有明で優勝するためには大阪を倒さないと優勝はないと」

試合は序盤、キングスがパルマーの活躍などでリードする展開。大阪(50番)ウェイン・マーシャルのインサイドアタックなどで1点差につめられる場面も、再びパルマー。

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そして志村が攻撃の起点を作り得点を重ねると、パスカットからファールを誘いフリースローも成功。

しかし大阪も(3番)ウィルアム・ナイトが3連続得点。なかなか突き放せない大阪に対し、キングスは後半頼れるこの人、マクヘンリーが奮起!15点差をつけて最終第4クオーターに突入します。

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ここで大阪はエース、リン・ワシントンが執念のプレー。残り42秒で5点差まで詰め寄りますが・・・、大阪の反撃もここまで。

リードを守りきりまずは西の王者に輝いたキングス。しかし桶谷ヘッドコーチ、苦言を呈します。

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桶谷ヘッドコーチ「終わり方が全然だめですね」「勝つ気あんのかなって感じでしたね。あしたこんなこんなことしてたら(ファイナルの相手)浜松の好きなようにやられる、恥かく」

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ブースター「きょうも全てを出し切るつもりで全身全霊で応援します」「浜松でも絶対勝つ優勝するつもりで応援したい」

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河合アナ「大阪戦の勝利に甘んじないキングス、王者奪還まであと1勝、ブースターも共に戦います!ゴーゴーキングス、ゴーゴーキングス!!」

王者奪還に立ちふさがるのは去年の覇者で、レギュラーシーズン、8割7分のリーグ最高勝率で勝ち上がった東の王者、浜松・東三河フェニックス。

キングス、この王者を前に先制パンチ!

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試合序盤、持ち前のディフェンスから攻撃で浜松からリードを奪います。しかし第2クオーター、浜松のリーグトップの攻撃力が爆発。リバウンドを制され、試合の主導権を奪われると、レギュラーシーズンリーグ最多の3ポイント攻勢に翻弄されます。

浜松の猛攻を許すキングス。それでもブースターからはあきらめない声援。

応援にかけつけた仲井真知事「まず大丈夫ですよ。いい選手そろってますし」「みんなで応援しましょう」

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後半、その期待に応えます!与那嶺の3ポイントシュート。マクヘンリーのインサイドアタックなどで点差をつめると、小菅の3ポイントで逆転に成功!流れを引き戻したかに思われましたが・・・その直後、再び逆転を許します。

最終第4クオーター。マクヘンリーのダンク(50点目)や、志村の3ポイントシュート(57点目)で一時4点差まで詰め寄りますが、浜松の攻撃力を抑えることができず、ついに・・・。

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ブースター「決勝で負けてしまったけど、決勝まで来られたことはすごいことだと思うから、来シーズンも有明まで来て、優勝して下さい」

桶谷ヘッドコーチ「(今シーズンの課題)インテンシティ、厳しさ・激しさという部分では今年やってきたことに間違いはなかった、すごく勝つところに近いところにいた」

与那嶺主将「ボールに対する執着心につきる」「これだけのブースターが集まってくれてキングスブースターがナンバー1というつもりでプレーしていました」

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被災した仙台からレンタル移籍した志村雄彦選手「苦しい思いもしてその中でこうやってバスケをして立ち上がるところを見せられたことは良かったですけど」「非常に残念な気持ちでくやしい、残念。皆さんの前に立てたことは何か意味のあることだと思って全力でプレーしました」

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惜しくも準優勝に終わったキングスですが、強豪浜松に最後まで食らいついた姿勢や思いは、ブースターにしっかり届いたと思います。

そして会場ではこんな場面も見られました。

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被災し活動休止となった仙台89ERSのブースターが、志村選手らの応援に駆けつけ、会場ではキングスブースターからエールが送られ、その声援に涙を見せる人も・・・。

ファイナル4は、志村選手がプレーを続けたことの意味や、バスケットが紡いだ絆を感じることができる本当に素晴らしい大会となりました。

選手の皆さん・ブースターのみなさん本当にお疲れ様でした。以上、ザ・スポーツでした。