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嘉手納町議会の基地対策特別委員会が13日に開かれ、5月17日に日米両政府に対し、嘉手納統合案に抗議する決議を行うことを決めました。

委員会では、議員たちから「町民は日夜激しい騒音被害に晒されている。子や孫のためにも体を張ってでも阻止しなければならない」などと怒りの声が上がりました。

嘉手納町では2010年度、深夜早朝の騒音の発生回数が過去最多を記録。先月提訴された第3次爆音訴訟では町民の3人に1人が原告になっています。

委員会で田中康栄委員長は「今更亡霊の案を持ち出してきたことを我々は非常に怒りを感じております。全面的に阻止して、粉砕したいというのが気持ちです」と話しました。

5月17日の臨時議会では、アメリカ上院軍事委員会のレビン委員長らに声明の撤回を求めるほか、日本政府に対しては拒否するよう決議に明記する予定です。