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高校総体県予選まであと1ヶ月。きょうはその県総体の前哨戦とも言える県高校空手夏季大会を取材しました。選手たちの気合の入った形、そして組手の様子をご覧ください。
個人形で去年の美ら島総体ベスト8、今年全国での活躍が期待される美来工科3年・平良海舟くん。パワーみなぎる演技が彼の特徴です。
平良海舟くん「絶対負けないって思って」
そうして望んだ予選。力が入りすぎて、流れが止まってしまったと演技後に反省していました。
そんな平良くんと予選同点で並んだのが首里高3年の久銘次くん。去年は美ら島総体出場を逃し、補助員にまわりました。雪辱に燃える今年、スピードとキレのよさが評価されました。
久銘次亮くん「3学年なので最後は勝たないという気持ちで」
先に演技を行うのは平良くんです。得意のアーナン、つきにキレがありました。38.85点をマークした平良くん、この時点で暫定トップに立ちます。
続く久銘次くん、チャタンヤラクーサンクーで平良くんに挑みます。平良くんの38.85点に迫れるか・・・
「ただいまの得点38.5点」
優勝は平良くん。しかし2人の戦いは今月28日の県総体まで続きます。
一方、3年男子組手は、同じ学年に小学4年から負けなし、赤帯・普天間の比嘉弘輝くんが決勝でもその実力を発揮します。
この上段蹴りで1本3ポイントを奪うと、この後も終始比嘉くんのペース。相手に1ポイントも奪われない圧巻の試合で優勝を決めています。
集大成となる高校総体に向け、高校生たちの練習の日々は続きます。