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アメリカ兵の少女暴行事件を受けて仲井真知事は14日午後、総理官邸で福田総理大臣と面談し、事件への怒りとアメリカ軍に対する再発防止策の徹底を要求しました。
仲井真知事は総理官邸に福田総理を訪ね、今回の事件と今後の対策についておよそ10分間面談しました。面談後、記者団に対し仲井真知事は、「県民の怒りを伝え、是非総理からも米軍の綱紀粛正と、県民が納得できる再発防止策というのをしっかり作って公開するよう、総理からも米軍に伝えてほしいと要望した」と述べました。
この要求に対し福田総理は、「県民の気持ちを受け止めて、政府として最大限のことを行っていく」との姿勢を示したということです。
仲井真知事はこの後内閣府で岸田沖縄担当大臣とも面談しました。この中で岸田大臣は、「沖縄県民の皆様の憤り、いかばかりかとご推察申し上げますし、日本政府としても本当に深刻に受け止めなくてはいけない」と述べ、再発防止の徹底などについてアメリカ政府に強く働きかけていくことを知事に約束しました。