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東日本大震災をきっかけに、災害救助犬やセラピー犬の必要性を訴える交流会が21日、北中城村で開かれました。

これは、災害緊急時に救助犬やセラピー犬を現地に派遣するための行政との協定がないため、救助犬の活用を広くアピールしようと開かれたものです。

会場の北中城村役場の広場には、6頭の救助犬がやってきました。このうち3頭は東北の被災地に派遣され、救助活動に当たりました。

交流会では3頭の救助犬がいくつかあるダンボールの中に、火薬の臭いを付けた布を入れて探し当てる訓練や、倒れた人を見つけるとすぐに吠えて、周囲に知らせる訓練などが行われました。

見事に訓練された救助犬の動きに、集まった北中城のデイサービスに通うお年寄りや障がい者、そして小学生たちおよそ100人は、拍手や歓声を上げ、災害救助犬の必要性を感じていました。

交流会は北中城村社会福祉協議会の震災チャリティーバザーの一環として行われていて、会場では被災地での災害救助犬の活動の様子をパネルで展示してます。