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東日本大震災の被災地で支援活動を行う県警の広域緊急援助隊の出発式が27日午前に行われ、16人が宮城県に派遣されました。
広域緊急援助隊は検視の専門家と被害者支援の担当者の16人で構成されていて、宮城県では遺体の身元確認や遺族への引き渡しを担当します。
東日本大震災では、26日までに1万489人の死亡が確認されていますが、検視は困難を極めているということです。
取材に対し村田隆県警本部長は、「一体でも多くのご遺体の身元を確認し、関係者に引き渡すという業務を行うにあたりまして、被災されたご家族への心情にも配慮した活動をしていかないといけないと思っております」と話していました。
隊員らは30日から4月8日まで任務にあたります。