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東日本大震災で大きな被害を受けた被災地に対する救援や物資の支援、募金活動と善意の取り組みが全国に広がっています。

県内の自治体では、福島県相馬市の要請を受けて24日、南城市から支援物資が送られました。物資搬送も被災地まで県内の業者が送り届けます。

今、私たちに求められているのは、自分に出来ることから始めることでしょう。送られた物資は、全国市長会などで面識があった相馬市の立谷市長から南城市の古謝市長に直接要請があったもので、粉ミルクや紙おむつ、歯ブラシ、スープなどおよそ300万円分です。食糧が足りないという情報も入ったことから、市民や職員が2日間かけて作ったサーターアンダギー1万3700個も含まれています。古謝景春南城市長は「4300人の被災者がいる。その方々を少しでも元気にしたい」と話しました。

輸送ルートが確立されていないため、協力要請を受けた県内の業者が福島までの運搬を担当することになりました。郵送を引き受けた、あんしんの安里社長は「南城市さんの品物を、うちなーんちゅで現地まで届けるという形をとるしかない」と気持ちを高めていました。ドライバーには念のためにと、急きょ、消防から放射線測定器が手渡され、ドライバーの男性は「皆さんの思いを無事届け、一人一人の力になれたらと思っております」力強く話しました。

支援物資は3月27日に相馬市民に届けられることになっています。