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東日本大震災で被災した宮城県の東北高校など含む32校が出場したセンバツ高校野球は23日開幕。2010年甲子園を沸かせた興南は、優勝旗を返還し夏の甲子園へ誓いを新たにしました。

県春季大会の結果も合わせどうぞ。岡山・創志学園野山慎介主将は「私達は16年前、阪神淡路大震災の時に生まれました人は仲間に支えられることで、大きな困難を乗り越えられると信じております」と選手宣誓しました。

「がんばろう日本」を大会スローガンに掲げた第83回センバツ高校野球大会の開会式は、運営の簡素化のため、グラウンドを一周する入場行進は行わず、外野に整列した各チームが南から北の順で、1校ずつホームの方向へ進む形で行われました。

東日本大震災の被災地のひとつで宮城の東北高校の名前が呼ばれると、ひときわ大きな拍手が贈られていました。そして、2010年優勝の興南高校は外間正伍主将が大城滉二選手と二人だけで春の優勝旗を返還。甲子園で、夏への誓いを立てていました。

興南・外間正伍主将は「(優勝旗を)皆で返すということが、今年のチーム始まっての目標だったんですけど、それが出来なくて、自分一人で返してしまうことになるので、夏は絶対にいけるように」と決意を述べました。

一方、県の春季大会は23日が3日目、シード校が初登場し、第4シードの宮古は6回、ヒット5本の集中打で一挙4点と、リードを広げます。対する美来工科も8回3点を挙げて追い上げますが、その裏、宮古もさらに1点を追加し6対4と逃げ切り、宮古が初戦を突破しました。