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宜野湾市の伊波市長は2008年夏にも、３度目の訪米を予定していることを28日、明らかにしました。これは伊波市長が28日に開いた今年度の施政方針発表記者会見の席で明らかにしたものです。訪米の日時は決まっていませんが、2008年夏にもアメリカ国防総省を訪ね普天間基地の早期閉鎖と返還を実現するよう求める方針です。
また費用については、３年前の訪米の際、市議会で予算案が否決されたことから県内外から寄付を募り、基金を創設すると発表しました。会見終了後、取材に対し伊波市長は、「何よりも返還を実現しなければ危険性を除去できない。返還を促進するための大きな力になると思う」と述べ、訪米への意欲を見せました。
基金は、普天間基地の監視や調査にも活用する考えで条例案を28日に開会した市議会定例会に提案し、2008年度から運用したいと話しています。