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県内のHIV感染者やエイズ患者の検査や長期療養の支援などについて話し合うエイズ対策連絡協議会が9日、開かれました。

県内のエイズ患者やHIV感染者の数は、2007年の32人をピークに2010年は14人と減っていますが、県福祉保険部では検査の件数自体が3割以上減少しているためで、依然として感染は広がっていると見ています。

会議では、即日検査や夜間の窓口の設置によって、HIV検査の受診数が上がった事やエイズ患者の受け入れ経験がない医療機関などで、講習会を開いて受け入れを促す取り組みなどが報告されました。

また、高齢化する患者への長期療養支援や離島地域の患者へのサポートの必要性など、今後のエイズ診療のあり方について、意見交換が行われていました。