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嘉手納町議会は3日、嘉手納基地での外来機訓練による騒音被害やF15戦闘機のパンク事故など、増加する基地被害に抗議する決議を全会一致で可決しました。
基地対策特別委員会の田仲康栄委員長は「外来機の無通告も含めた度重なる飛来と訓練は町民にとって我慢の限界をはるかに超えた極限の状態」と被害の状況を説明しました。
嘉手納基地では外来機の飛来が相次ぎ、100デシベルを超える騒音が増加していて、2月23日には滑走路1本化の中、F15戦闘機のパンク事故が発生、翌週には即応訓練も実施されるなど、訓練増加による騒音、事故などの負担が増大していると指摘しました。
そして町民の生命、安全、生活環境を守る為に外来機の即時撤去、訓練量の削減などを求める抗議決議を全会一致で可決しました。嘉手納町議会では抗議決議を嘉手納基地の司令官に直接手渡す事にしています。