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2012年度から民間に移譲されることが決まっている県立浦添看護学校の卒業式が2日行われ、看護師の卵達が巣立っていきました。

2日卒業を迎えたのは准看護師の免許を持った学生が学ぶ看護第一学科の40人です。卒業生達は、白衣に身を包み、真剣な表情で式に臨んでいました。

卒業生を代表して高江洲ひとみさんは「同級生たちと討議を重ねることで、互いの意見を尊重する大切さを学んだ。一人では乗り越えられないことも乗り越えられた」と答辞を述べました。

卒業生のひとりは「思いやりがあって患者さんとその家族の気持ちを良く聞いて、それに応えられるような看護師になっていきたいと思います」また、他のひとりは「自分の場合結婚して子どももいるんですけれども家族の力っていうのが本当に励みになった」と話していました。

卒業生40人のうち2人が進学し37人が県内、1人が県外の病院に勤務が決まっていてこの春から人生の新たなスタートを切ります。