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長年、農業用水不足に悩まされている与勝半島地域に「地下ダム」がこのほど完成し、3日、地域の人たちがその完成を祝いました。
「与勝地下ダム」は県が行っている「県営かんがい排水事業」として建設され、県営では久米島に次いで2番目の地下ダムとして完成しました。
与勝半島は雨水が地下に溜まりやすい地形になっていて、地下に全長722mの壁を設置して、地下水をせき止めています。
3日午後に行われた「完成式」には、うるま市の知念市長をはじめ関係者およそ50人が出席。式では散水のデモンストレーションが行われ、市長ら出席者がボタンを押すと、3台のスプリンクラーから勢いよく水が噴き出しました。
「与勝地下ダム」からの水の供給は、2008年度から一部の地域で始まり、翌2009年度には与勝半島全域をカバーする予定です。