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県は、14年前から実施しているアメリカ軍機の騒音調査を2011年度から那覇市や与那原町にまで範囲を広げることを決めました。
県の騒音調査はアメリカ軍機の騒音被害を把握しようと1997年から嘉手納基地と普天間基地周辺の7つの市町村、24カ所で実施されています。
しかし、ここ数年、那覇市の中心部を始め、南部の方でも航空機騒音の苦情が寄せられていることから県では2011年度から調査範囲を拡大することにしました。
新たな調査範囲は読谷村とうるま市より南側、那覇市と与那原町より北側の12市町村、54カ所を予定しています。
県では騒音の苦情が広範囲に渡っていることについて「アメリカ軍機の飛行ルートが変わったためではないか」と見ていて、調査を通して、被害の実態を正確に把握したいと話しています。