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自殺者数の増加を受けてその大きな要因といわれるうつ病の正しい知識を呼びかけるキャンペーンが17日那覇市で行われました。
パレットくもじ前で行われた街頭キャンペーンでは県や県医師会、看護協会などがうつと思ったら「ぱっと相談」することを呼びかけるチラシを配布しました。
県の自殺死亡者数は、13年連続で300人を超える高い状況が続いていて、2009年ついに400人を超えました。そしてこの自殺者の過半数は、自殺の直前にうつ病を発症していたと言われています。
県では、うつ病に気付いても相談しない人が多いことから、CMなどを制作をし、早めの相談・治療につなげる広報活動を展開しています。
奥村保健部長は「周囲のかた本人も含めてちょっと変だなと思ったらすぐに相談していただく、受診していただくことが一番いいことだと思っていますので」「悩まずに相談機関医療機関の方に相談・受診してほしいと思っています」と話しています。
県ではうつ病かなと思ったら、ひとりで悩まず、ごらんの関係機関への相談を呼びかけています。