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アメリカ軍のパラシュート降下訓練が、2月16日、4年ぶりに嘉手納基地で強行されました。2月16日午前10時半、嘉手納基地の滑走路に、アメリカ軍のMC130特殊作戦機から兵隊6人がパラシュートで次々と降り立ちました。

4年ぶりに嘉手納基地で実施されたパラシュート降下訓練。復帰以降も事故が44件発生していて、現在は、日米両政府がトラブルを避けるため、伊江島補助飛行場での実施で合意しています。

防衛省は、「例外的措置」だと説明していますが、県や基地周辺の自治体で構成する三連協が訓練の中止を要請。あすで5期20年の町長生活を終える嘉手納町の宮城町長も怒りをあらわにしています。

宮城町長は「あす辞めようという町長でも、この町の町長はやはり油断できないということを思い知らされました。ずいぶん無神経なことをやるし、それを全く当然かのごとく言う日本政府自体も許せない。怒りを感じます」と話しました。

嘉手納町議会では2月17日、臨時議会を開いて抗議決議を提案する予定です。