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県が中止を要請したのにもかかわらず、アメリカ軍はパラシュート降下訓練を15日嘉手納基地で4年ぶりに実施しました。

午前10時半すぎ、嘉手納町では上空のアメリカ軍機から隊員6人が次々とパラシュートで滑走路に降り立つ様子が確認されました。

パラシュート降下訓練が嘉手納基地で実施されるのは2007年以来4年ぶりで、事故などのトラブルを避けるため日米が伊江島補助飛行場での訓練に合意している中で強行されたものです。

再び住宅地に隣接する嘉手納基地で訓練が行われる事について、防衛省は例外的措置と説明していますが、県が15日訓練の中止を要請しているにも関わらずアメリカ軍が訓練を強行した事に地元の反発は強まっています。